破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)に含まれていますので、定期予防接種で12歳の時に接種していれば、20代前半までは免疫がありますが(約10年間の免疫持続)、30歳以上の方では免疫が消失していると思われます。改めての予防接種を受けていない方は、追加の予防接種を受けることをお勧めします。
【感染】
破傷風菌は世界中の土壌中に分布し、先進国でも傷口の約2%から破傷風菌が検出されるが、発展途上国で問題となっています。
【症状】
主に傷口から進入した破傷風菌が体内で増殖し破傷風毒素を生産すると、この毒素が全身の筋肉を麻痺させます。
潜伏期間(外傷から発症までの日数)は通常4日〜3週間です。
免疫の全くない方は3回接種(0.5ml)
過去約10年以内に接種していない方も3回接種をお勧めします。
過去10年以内に接種している方は追加接種として1回接種。
3回接種
接種方法 : 初回、3〜8週間後、1年後
抗体持続期間(3回接種後):10年
【3回目の接種-破傷風ワクチンの場合】
複数回接種の必要なワクチンでは、3回目の接種時期は初回日から計算して大体6ヶ月〜1年後がほとんどです。海外赴任、留学、旅行等で長期的に海外へ行かれる方は、一時帰国時などを利用して3回目の接種をしましょう。短期間のみの方は、次回の海外旅行等に向けて3回目の接種をしていただくと、抗体価が約5年間持続しますので、機会があれば接種をお勧めします。
【3回目を接種しないとどうなる?-破傷風ワクチンの場合】
複数回接種の必要なワクチンでは、2回目、3回目の接種時期を守りましょう。適切な時期に接種をすることで、更なる抗体価を高めることが望め、同時に持続期間も長くなります。2回まで接種を完了し、3回目を接種しないと抗体価は3回目の時期を境に減り始めます。
| |
0日 |
1週間 |
2週間 |
3週間 |
4週間 |
5週間 |
6週間 |
7週間 |
8週間 |
6ヶ月 |
12ヶ月 |
 |
破傷風 |
|
初回 |
|
|
2回目 |
|
3回目 |